年齢制限なしで借入できるカードローンはあるのか?18歳から70歳以上まで利用可能

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カードローンには利用できる年齢が決められていて、誰でも利用できるわけではありません。

20歳未満や70歳以上の人は、カードローンを選ぶとき年齢制限に引っかかりがちです。

しかし、18歳や80歳でも申し込める年齢制限なしのカードローンはあります。

銀行系と消費者金融系でそれぞれ、カードローンの申込可能年齢を徹底調査。

若年層と高齢者層、それぞれの審査で見られるポイントやおすすめカードローンも紹介します。

目次
  1. カードローンは年齢制限なしで貸してくれない
    1. 未成年は民法により1人でカードローン契約できない
    2. 18歳と19歳は経験不足が不安視されて借りられないケースが多い
    3. 70歳以上は返済能力が継続できるかが不安視される
  2. 年齢制限を気にせず利用できるカードローン5選
    1. プロミスは幅広い年齢層が利用できる
    2. SMBCモビットは保証人なしで74歳まで申し込める
    3. アコムは高齢者でも申し込み手続きが進めやすい
    4. レイクは利用者のうち3割が50歳以上
    5. ベルーナノーティスは電話サポート充実で80歳まで借りられる
  3. カードローンの年齢制限を一斉調査
    1. 70歳以上でも借りられるカードローンがある
    2. 銀行カードローンの年齢制限は20歳から60代が一般的
  4. 70歳以上の人が年齢制限のあるカードローンに申し込む際の注意点
    1. 高齢者は年金以外の安定収入が必要なケースも多い
    2. 契約中に上限年齢を超えると新たな借り入れはできなくなる
    3. 仕事をやめて収入が途絶えても返済義務は残る
  5. 19歳以下でカードローンを利用したい人が気を付けたいポイント
    1. 学生ローンやろうきんなら利用できるカードローンを見つけやすい
    2. 希望額によらず収入証明書の提出が必須
    3. 20歳以上と比べるとカードローンの審査は厳しい傾向
    4. 18歳で収入があっても高校生は申し込めない
    5. SNSで簡単にお金を貸すと言ってくる人は信用しない

カードローンは年齢制限なしで貸してくれない

年齢制限なしで契約できるカードローンはありません。

年齢制限でカードローンへ申し込みしにくいのが、20歳未満と70歳以上です。

20歳未満と70歳以上がカードローンを利用しにくい理由は、以下の3つ。

  • 未成年は民法により契約が制限されている
  • 18歳と19歳は経験不足で不安要素が多い
  • 70歳以上は返済が継続できるかが問題

未成年は民法により1人で契約できないため、カードローンを申し込みできません。

2022年度から成人扱いになったばかりの18歳と19歳も、貸し付けを見送ったカードローン業者のほうが多いです。

70歳以上の人は、借りたあと継続して返済できない可能性があるため、申し込みできないケースが多いです。

しかし、近年は再雇用などで働いている70歳以上も増えています。

消費者金融カードローンでは、申込上限年齢が70歳を超えるケースが少なくありません。

申込対象から外れやすい年齢層について、不利になる理由を解説します。

未成年は民法により1人でカードローン契約できない

18歳未満の未成年は、1人でカードローンの契約はできません。

民法第5条で、未成年1人での契約行為が禁じられているからです。

(未成年者の法律行為)
第五条 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。

2 前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
引用元:e-GOV|民法

カードローンの契約は、民法における契約行為に該当します。

未成年が契約をするには、保護者の同意が必要です。

とはいえ、カードローンは保護者の同意を得ていても申し込みできません。

年齢制限なしで、親権者の同意を得ずに契約できるカードローンは違法です。

カードローンを契約するなら、最低でも18歳以上になってから申し込みましょう。

もしカードローン会社が未成年にお金を貸したらどうなる?

未成年が勝手にカードローンを契約すると、民法により契約の取り消しが可能です。

カードローン会社が、年齢制限なしで親の同意を得ていない未成年にお金を貸したとしましょう。

未成年側は、カードローン契約が民法に反するとして未成年取消権を行使できます。

未成年取消権とは、契約そのものを取り消して無効にできるものです。

借りたお金を浪費して使ったあとなら、契約で得た利益が残っていないと判断されて返済義務も無くなります。

カードローン会社は、貸したお金が1円も返ってこない上に一方的に契約を取り消されるため、大損です。

未成年に対して、カードローン会社がお金を貸すメリットはまったくありません。

上記の理由から、カードローン会社は未成年への貸し付けを行っていません。

18歳未満でもお金を貸すと近づいてくる人がいれば、闇金や犯罪がらみです。

決して契約せず、個人情報を渡さないでください。

18歳と19歳は経験不足が不安視されて借りられないケースが多い

2022年度から成人年齢が18歳に引き下げられたため、18歳と19歳もカードローンを契約できるようになりました。

しかし18歳と19歳は、カードローンの審査に通過しにくい傾向です。

18歳と19歳は、大半は社会人経験が不足していて債務超過(借り過ぎ)のリスクが高いと考えられています。

2022年度から成人扱いになったばかりで、政府や金融庁が配慮するように金融系の各協会に要請しました。

大半の銀行では、成人年齢が18歳に引き下げられたあともカードローンの年齢制限を20歳以上から変えていません。

成人の年齢が20歳以上から18歳以上となる改正民法の施行を今年4月に控えるなか、大手銀行は親の同意がなくてもカードローンを利用できる緩和策を見送る方針を決めた。
(中略)
地方銀行も利用者保護の観点から大手行に追随する構えをみせている。
引用元:日本経済新聞(2022年1月9日)

消費者金融会社や信販会社が加盟する日本貸金業協会でも、18歳や19歳の申し込みには厳しいガイドラインを策定しています。

消費者金融カードローンでも、年齢制限を18歳まで引き下げた会社は少数です。

18歳から利用できる消費者金融は、以下の通り。

  • プロミス
  • カレッヂ(学生ローン)
  • フレンド田(学生ローン)

上記のカードローンでも、18歳と19歳がお金を借りるためには収入証明書の提出が必要です。

20歳以上の利用者より厳しく審査されるので、借り入れは難しい傾向です。

対象年齢だからといって、気軽に申し込むのは避けましょう。

どうしてもお金を借りたいときは、申し込みを1社に絞ってください。

70歳以上は返済能力が継続できるかが不安視される

70歳以上は、長期的な返済能力を不安視され、カードローンの対象年齢から外されるケースが多いです。

職に就いているものの長期雇用ではなかったり、収入が年金のみになったりする人が多いためです。

70歳以上の高齢者は、メインの収入が年金になります。

令和5年度の年金平均金額は、67歳以下の夫婦2人で月額約22万円です。
※参照:令和5年4月分からの年金額等について

年金の生活例(2人暮らし)

年金収入 22万円
家賃 55,000円※1
食費 50,000円
光熱費、水道代 25,000円
通信費、交通費 15,000円
日用品、消耗品 20,000円
医療費、介護費 30,000円
合計 195,000円

※1 平成 30 年住宅・土地統計調査住宅及び世帯に関する基本集計結果の概要

例えば、年金22万円で2人暮らししている高齢者と仮定します。

上記の例では毎月の生活費で195,000円かかるので、残りは25,000円。

カードローンへの返済が毎月20,000円あると、収支がギリギリです。

認知能力の低下から、借り過ぎや返済不能につながる人もいます。

消費者金融カードローンなら借りられる可能性あり

年齢が上がるほど申し込めるカードローンは少なく、銀行系では申し込み対象外となるケースがほとんど。

消費者金融系のカードローンは、70代前半までなら大手業者に申し込める可能性があります。

一部の中規模消費者金融カードローンでは、80歳まで申込可能です。

カードローン名 申込可能年齢
プロミス 18歳以上74歳以下
SMBCモビット 20歳以上74歳以下
ベルーナノーティス 20歳以上80歳以下
セゾンファンデックス 20歳以上80歳以下

若年層よりも選択肢は多いため、自分に合った条件のカードローンを選びましょう。

年齢制限を気にせず利用できるカードローン5選

年齢制限の幅が広いカードローンを5つ厳選しました。

自分が申し込める年齢かに加え、それぞれの特徴を知れば自分に向いているカードローンが分かります。

重視したいポイントとカードローンの選び方は以下の通りです。

重視したいポイント 選ぶべきカードローンの特徴
契約方法 スピード、手軽さ スマホやパソコンでWeb完結可能
機械操作が苦手 電話や郵送、FAXで申込可
お金の借り方 少しでも利息を少なくしたい 無利息期間がある
現金でお金を借りたい
借りた痕跡を残したくない
手数料無料の提携ATMがある
思い立ったらすぐ借りたい スマホから手続きできる、即時入金に対応の振込融資

できるだけ審査を早く済ませたい人は、郵送物を受け取る必要がないWeb完結型のカードローンを選びましょう。

パソコンがなくても、スマホを操作できれば誰でも申し込みできます。

逆に、スマホの操作に慣れていない高齢者は電話や郵送で申し込めるカードローンが最適です。

今回紹介するカードローンは、いずれも即日融資可能のため急ぎの融資にも対応できます。

重視したい特徴を1つでも多く持つカードローンを選びましょう。

年齢制限 金利 無利息期間 Web完結契約(カードレス) その他の申込方法 手数料無料の提携ATM 振込融資
プロミス 18~74歳 4.5%~17.8% 初回利用の翌日から30日間 電話、自動契約機
SMBCモビット 20~74歳 3.0%~18.0% 電話、ローン契約機
アコム 20~72歳 3.0%~18.0% 契約の翌日から30日間 電話、郵送、自動契約機 ×
レイク 20~70歳 4.5%~18.0% 契約の翌日から60日間、または借入額のうち5万円まで180日間 電話、自動契約機 ×
ベルーナノーティス 20~80歳 4.5%~18.0% 借入日の翌日から14日間 ×(カード郵送有) 電話、郵送、FAX △(即時入金は不可)

プロミスは幅広い年齢層が利用できる

プロミス公式キャプチャ

公式サイト https://cyber.promise.co.jp/
年齢制限 満18~74歳※1
金利 4.5%~17.8%
最短融資時間 最短25分※2
無利息期間 初回利用の翌日から30日間※3
申込・契約方法 Web、電話+郵送、無人契約機
手数料無料の提携ATM 三井住友銀行
振込融資(即時入金) 可能

※1 申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※1 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。
※2 お申込みの時間帯により、当日中に貸付できない場合があります。
※3 事前にメールアドレスの登録と、Web明細利用の登録が必要です。

プロミスの年齢制限は18歳から74歳までと、一般的なカードローンよりも幅広いのが特徴。

毎月安定した収入を得ている人なら、20歳未満や70歳以上でもお金を借りられる可能性があります。

振込融資は原則24時間365日対応。

スマホアプリから手続きすれば、最短10秒で口座振込完了といつでもすぐにお金のニーズに応えてくれます。

ローンカードはあってもなくても便利

プロミスは、Web完結契約を選ぶとローンカードなしで契約可能です。

ローンカードが無くても、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMでスマホアプリを使って現金で借り入れできます。

Web完結契約後にローンカードを発行したい人は、無人契約機で発行手続きをしましょう。

三井住友銀行のATMがいつでも手数料無料で利用できるので、無駄な出費を減らせます。

お金を借りるときの便利さを重視したい人は、様々なニーズにフィットするプロミスを選びましょう。

カードを使って取引したい高齢者は、カードありで契約し、郵送でカードを受け取ってください。

SMBCモビットは保証人なしで74歳まで申し込める

モビット公式キャプチャ

公式サイト https://www.mobit.ne.jp/index.html
年齢制限 20~74歳
金利 3.0%~18.0%
最短融資時間 最短即日
無利息期間 なし
申込・契約方法 Web、電話+郵送、ローン契約機
手数料無料の提携ATM 三井住友銀行
振込融資(即時入金) 可能

※SMBCモビットへ申し込みの曜日、時間帯によって翌日以降の取り扱いになる場合があります。

SMBCモビットは、満74歳まで保証人や担保なしで申し込めるカードローンです。

機械操作が苦手な人は、電話申込と郵送契約で手続き可能。

郵送物が自宅に届くのを避けたい人は、コンビニや郵便局で契約書類を受け取りましょう。

郵便物の受取可能場所

  • ローソン
  • ミニストップ
  • 郵便局
  • ハコポス
三井住友銀行内で手続きできるから契約や借り入れがバレにくい

申し込み手続きやカード・契約書類の発行ができるローン契約機は、三井住友銀行内にあります。

無人契約機に行くのは抵抗がある人でも、銀行内なら行きやすくローン申し込みがバレにくいです。

ATMからお金を借りたいときも、三井住友銀行のATMが無料で利用可能。

周囲からは銀行口座からお金を下ろしているように見えるので、友人や家族との外出先でも気兼ねなく利用できます。

パソコンやスマホ操作が苦手だけど借り入れがバレたくない人は、SMBCモビットを選びましょう。

アコムは高齢者でも申し込み手続きが進めやすい

アコム公式キャプチャ

公式サイト https://www.acom.co.jp/
年齢制限 20~72歳
金利 3.0%~18.0%
最短融資時間 最短30分
無利息期間 契約の翌日から30日間
申込・契約方法 Web、電話+郵送、郵送、無人契約機
手数料無料の提携ATM なし
振込融資(即時入金) 可能

アコムは申込方法の選択肢が多く、高齢者でもやりやすい方法が選べます。

なんとなく難しいイメージがあるWeb完結申込も、入力フォームの表示が大きく分かりやすいです。

携帯電話やパソコンの操作に自信がない人は申込から契約まで郵送で完結する方法も選択できます。

申込用紙を電話で取り寄せ、審査に必要な書類を封筒に入れてアコムに送るだけです。

しかし、郵送での申し込みは審査に1週間近くかかります。

早く借りたい人は、スマホやパソコンからのWeb完結申し込みを選びましょう。

アコムは審査通過率が40%を超える高い水準

アコムは、新規申込者の審査通過率が常に40%を超えるカードローンです。

直近の数字を貸金業者平均と比べると、通過率の高さが分かります。

アコム 貸金業者平均
2023年4月 40.7% 33.9%
2023年5月 42.6% 33.0%
2023年6月 42.8% 未発表

参照元:アコム|マンスリーレポート日本貸金業協会|月次統計資料

貸金業者平均が30%台前半なのに対し、アコムは40%台前半です。

申し込みの年齢制限ギリギリでで、審査に通過できるか不安な人はアコムに申し込みましょう。

レイクは利用者のうち3割が50歳以上

レイク公式キャプチャ

公式サイト https://lakealsa.com/
年齢制限 20~70歳
金利 4.5%~18.0%
最短融資時間 Webで最短25分融資も可能※1
無利息期間※2 契約の翌日から60日間※3、または借入額のうち5万円まで180日間
申込・契約方法 Web、電話(契約はWebまたは自動契約機)、自動契約機
手数料無料の提携ATM なし
振込融資(即時入金) 可能

※1 21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中に振込が可能。一部金融機関または、メンテナンス時間等を除きます。
※2 初めての利用なら初回契約日から無利息
※2 無利息期間の経過後は通常金利が適用
※2 30日間無利息、60日無利息、180日間無利息の併用はできません
※2 ご契約額が200万円を超える場合は30日間無利息のみになります
※3 Webでレイクを申し込みの上、ご契約額が1〜200万円の方。
※3 Web以外でレイクへ申し込みした場合、60日間無利息を選べません。

レイクの利用者層は幅広く、50歳以上の利用者は3割以上にのぼります。

同じ消費者金融のアイフルと比べると、中高年層の利用者が多いです。

利用者年齢層の割合

レイク アイフル
20歳代 19.2% 44.9%
30歳代 23.0% 20.6%
40歳代 24.2% 17.8%
50歳代 21.9% 11.7%
60歳代 11.7% 5.0%

参照元:SBI新生銀行四半期データブックアイフル

レイクでは、利用者の1割以上が60代です。

収入が年金のみでも申込可能なカードローンのため、年齢の高さで申し込みを迷っている人に向いています。

無利息期間が長いから利息が抑えられる

レイクは選べる無利息期間で利息を大きく抑えられます。

限度額200万円以下
Web申込限定で60日間無利息
5万円まで180日間無利息

限度額200万円超
30日間無利息

※いずれの無利息期間も契約の翌日から開始

消費者金融では30日間無利息が多いものの、レイクは最大180日間の無利息期間が選択可能。

レイクALSAでお金を借りたとき、最低返済額で返済を続けたケースで利息がいくらになるか比較しました。

借入額 180日間
5万円まで無利息
60日間無利息 30日間無利息
5万円 1,537円 3,982円 4,794円
20万円 44,859円 42,567円 46,914円
50万円 207,481円 186,421円 200,988円

借入額5万円のときは、180日間無利息を選ぶと30日間無利息よりも約3,000円も利息が少ないです。

50万円借りるときは、60日間無利息を選ぶと約15,000円の節約に。

無利息期間が長いと、期間中の完済も目指しやすいです。

利息の支払いをできるだけなくしたい人は、レイクに申し込みましょう。

ベルーナノーティスは電話サポート充実で80歳まで借りられる

ベルーナノーティス公式キャプチャ

公式サイト https://www.b-loan.jp/
年齢制限 20~80歳
金利 4.5%~18.0%
最短融資時間 最短24時間以内
無利息期間※2 借入日の翌日から14日間
※前回借入日から3か月経過、前回分を完済したら再度無利息期間復活
申込・契約方法 Web、電話、郵送、FAX
手数料無料の提携ATM セブン銀行、ローソン銀行、三菱UFJ銀行、東京スター銀行、E-net
振込融資(即時入金) 即時は不可(最短24時間以内)

ベルーナノーティスは、80歳まで申し込みや借り入れ可能なカードローンです。

高齢者でも申し込みやすいよう、電話サポートが充実しています。

利用者層も、60歳以上だけで約7割を占めます。

70歳以上 41.4%
60歳代 27.2%
50歳代以下 31.4%

参照元:ベルーナノーティス

ベルーナノーティスの利用者は、審査に通過している人を指します。

つまり、ベルーナノーティスでは高齢者ほど審査に通過しやすい傾向です。

年齢制限によって大手消費者金融では借りられない75歳以上の人は、ベルーナノーティスを選びましょう。

手数料無料のATMが多いから現金で借りたい人向き

ベルーナノーティスには、コンビニATMを中心に手数料無料のATMが多数あります。

コンビニATMは、借り入れ・返済とも110円~220円の手数料がかかります。

大手消費者金融の中でも、コンビニATMが無料で使えるカードローンはありません。

現金でお金を借りるのがメインの人は、手数料無料のATMが多いベルーナノーティスを利用しましょう。

カードローンの年齢制限を一斉調査

カードローン各社の年齢制限について、全国区で利用者を集める業者について調査しました。

下限は18歳以上、上限は70~80歳まで申し込めるカードローンを調査した結果が以下のとおりです。

18歳以上20歳未満が申し込めるカードローン プロミス
カレッヂ(学生ローン)
フレンド田(学生ローン)
申込上限70~80歳のカードローン レイク
スルガ銀行カードローン
アコム
フタバ
プロミス
SMBCモビット
エイワ
ベルーナノーティス
セゾンファンデックス
プランネル(フリーローン)

※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。

70歳以上でも借りられるカードローンは、大手金融機関にも多い結果となりました。

しかし、20歳未満が借りられるカードローンは3社のみ。

未成年は、低金利で借りられる銀行カードローンを利用できません。

高齢者は、自分の年齢と重視したいポイントを組み合わせて最適なカードローンを選びましょう。

20歳未満が低金利で借りたいなら、学生ローンの導入も検討してください。

70歳以上でも借りられるカードローンがある

70歳以上でも借りられるカードローンは、大手だけでなく加えて中小消費者金融でもいくつか見られます。

20歳未満はかなり数が少ないものの、学生なら学生ローンも選択可能。

年齢制限別にまとめているので、自分がどのカードローンなら申し込めるのか確認しましょう。

年齢制限(下限) カードローン名
18歳 プロミス
カレッヂ(学生ローン)
フレンド田(学生ローン)
年齢制限(上限) カードローン名
70歳 レイク
スルガ銀行カードローン
72歳 アコム
73歳 フタバ
74歳 プロミス
SMBCモビット
79歳 エイワ
80歳 ベルーナノーティス
セゾンファンデックス
85歳 プランネル(フリーローン)

※申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込いただけません。

18歳は、大手消費者金融のプロミスと一部の学生ローンで利用できます。

できるだけ低金利で借りたいなら、学生ローンのカレッヂかフレンド田を選びましょう。

大手消費者金融より1.0%低い、金利17.0%で借り入れできます。

学生ローンは申込時に学生である証明が必要なので、学生でない20歳未満は利用できません。

学生でない20歳未満は、プロミスを利用しましょう。

18歳でも、まだ高校生ではどのカードローンも申し込めません。

年齢制限の上限が70歳以上のカードローンは、中小消費者金融も多くあります。

プランネルのフリーローンは、最高85歳まで申込可能です。

フリーローンなので、借入金額を1回で全額借りる証書貸付方式です。

何度も繰り返し借りられませんが、80歳以上はプランネルを利用しましょう。

銀行カードローンの年齢制限は20歳から60代が一般的

銀行カードローンの年齢制限は、貸金業者よりも厳しめの20歳~60代が一般的です。

銀行カードローンは、返済能力と継続した安定収入を特に重視する傾向です。

20歳未満の若年層は、経験不足から多重債務を招く恐れがあります。

上限が60代なのは、十分な給与収入がある現役世代を融資のターゲットにしているからです。

とはいえ銀行カードローンは金利が低い商品も多いため、積極的に利用したいです。

20歳未満や70歳以上は本当に借りられないのか、主な銀行をまとめてチェックします。

銀行 申込時の年齢制限
楽天銀行スーパーローン 20歳~62歳
三菱UFJ銀行カードローンバンクイック 20歳~64歳
イオン銀行カードローン
ソニー銀行カードローン
みずほ銀行カードローン 20歳~65歳
住信SBIネット銀行カードローン
三井住友銀行 カードローン 20歳~69歳
PayPay銀行カードローン
auじぶん銀行カードローン
スルガ銀行カードローン 20歳~70歳

年齢上限は60代の銀行が多く、楽天銀行スーパーローンは62歳までと低め。

メガバンクの中では、三井住友銀行が69歳までと最も上限年齢が高いです。

銀行カードローンは、70歳までしか利用できません。

お金を借りる予定がある人は、70歳になるまでに銀行カードローンからお金を借りておきましょう。

下限年齢はいずれも20歳以上で、18歳と19歳は利用できません。

18歳と19歳が申し込める、全国区の銀行カードローンは見当たりませんでした。

どうしても今すぐお金が必要なら、20歳未満でも申し込める消費者金融系のカードローンを選びましょう。

借り入れまで時間がかかってもいいならなら、ろうきんやJAバンクを候補に入れましょう。

若年層の労働者や農業従事者向けに、年齢制限が18歳以上のローンもあります。

1~2年待てるなら、20歳になってから改めて貸付条件のいいカードローンに申し込んでください。

70歳以上の人が年齢制限のあるカードローンに申し込む際の注意点

70歳以上の人がカードローンに申し込むときは、以下の3点に注意しましょう。

  • 年金以外の定期収入が必要
  • 契約だけでなく借り入れにも上限年齢がある
  • 経済状況に関わらず完済まで返済義務は残る

年金以外にも、毎月安定して収入を得る手段がないと申し込めないカードローンがほとんどです。

契約できたらずっと利用できるわけではなく、借り入れにも上限年齢があります。

高齢者は病気やケガのリスクが若年層より高い傾向があり、返済途中で収入が途絶える可能性も。

年齢制限だけを見て申し込みを決めず、余裕を持って返済できる計画を立てましょう。

高齢者は年金以外の安定収入が必要なケースも多い

カードローンは、年金以外に安定収入がなければ申し込めない商品がほとんどです。

毎月一定の収入を得ていなければ、返済能力が不足すると判断されます。

年金収入のみで申し込めるのは、ごく一部のカードローンのみです。

年金収入だけでも申し込めるカードローンの例

  • レイク
  • ベルーナノーティス

より審査に通過する可能性を高めたいなら、バイトやパートを始めて安定した収入を得ましょう。

毎月の収入が安定していれば、月収2~3万円程度でも申し込めます。

  • 日雇いのバイト
  • 期間が決まっている短期間のバイト
  • 1年のうち一時期だけ手伝う仕事

上記のような、1ヶ月ごとの収入が不安定な仕事は「安定した収入」と認められません。

毎月収入を得られていれば、以下の働き方でもカードローンを利用できる可能性があります。

  • 月に1回子どもに書道を教えている
  • 華道の先生をしている
  • 趣味で作ったものを販売している

シフト制で長期的に働ける仕事を見つけて、収入を安定させましょう。

契約後に仕事を辞めると貸し付けは停止される可能性がある

カードローン契約後に仕事を辞めると、お金を借りられなくなる可能性があります。

契約後に仕事を辞めて収入が途絶えると、申込時の基準を満たさないからです。

仕事を辞めたのがカードローン会社に伝われば、新たな借り入れはできなくなる可能性が高いです。

自分から申告しますが、隠していても定期的に収入証明書提出の求められるためいずれバレます。

仕事をやめれば毎月の返済が生活を圧迫し始めるため、自主的に借り入れも控えましょう。

仕事を辞めてお金を借りられなくなっても、完済するまで返済は続きます。

収入が途絶えたのに返済し続けなければならないため、生活が苦しくなるかもしれません。

仕事を辞める予定があるなら、収入がなくなったあとも返済できるか事前に検討しましょう。

契約中に上限年齢を超えると新たな借り入れはできなくなる

契約したあとに上限年齢を超えると、追加の借り入れはできません。

年齢制限が70歳のカードローンは、71歳になった日から借り入れができなくなります。

上限年齢ギリギリで申し込むと、新たに借り入れできる期間は非常に短いです。

多くのカードローンでは申込上限年齢が借入上限年齢で、上限年齢を迎えると返済のみが続きます。

カードローンの中には、申込年齢と貸付条件年齢が違うケースもあります。

PayPay銀行カードローンの例
申し込みの年齢制限:69歳まで
借り入れの年齢制限:満73歳となる誕生月の月末まで

PayPay銀行カードローンは、69歳までに契約すれば73歳になる誕生月の月末まで利用可能。

PayPay銀行カードローンの利用例は以下の通りです。

誕生日 8月11日
借入可能な期限 73歳になった年の8月31日まで

いざというときのためにカードローンを契約しておきたい人も利用できます。

借り入れは1回だけと決めている人は、年齢制限ギリギリで借り入れしましょう。

すぐに借りられなくなるので、必要以上の過度な借り入れを防げます。

お金が足りないときに定期的にお金を借りたい人は、年齢制限まで余裕のあるカードローンを選びましょう。

仕事をやめて収入が途絶えても返済義務は残る

カードローンは、仕事をやめたり上限年齢を超えたりしても返済義務が残ります。

仕事の収入が多い人は、総量規制ギリギリまでお金を借りると退職後の返済が大変です。

返済負担が増える例

年金収入:年120万円(月12万円)
仕事の収入:年280万円(月約23万円)
年収:400万円(総量規制は133万円)

130万円借りた場合、毎月返済額26,000円を79回(6年7か月)かけて支払う

仕事をしている時期:返済額を差し引くと、生活にまわせるお金は324,000円
退職後:返済額を差し引くと、生活にまわせるお金は94,000円

上記の例だと、年金収入だけになっても毎月26,000円支払い続けなければなりません。

年金収入に対して返済が高額なので、退職後の返済負担が重くなるのは明らかです。

すでに高齢なので、返済目的での追加借り入れはできません。

あとから後悔しないために、毎月の返済額と返済にかかる期間を事前にシミュレーションしましょう。

  • 退職までに完済できるプランを立てる
  • 借入額を年金収入の3分の1までに抑える

上記いずれかなら、退職後の生活が返済で大きく圧迫されにくいです。

返済シミュレーションは、大手消費者金融カードローンの公式サイトに備わっています。

無料で利用できるので、計画的にお金を借りられるようどんどん活用しましょう。

19歳以下でカードローンを利用したい人が気を付けたいポイント

18歳や19歳でカードローンを利用したい人は、借り過ぎと業者選びに細心の注意が必要です。

カードローンは、何度でも使い道自由なお金が借りられる便利な金融商品です。

しかし、お金は借りているだけで、自分のものではありません。

必ず返済しなければならず、設定された金利に合わせて利息の支払いも発生します。

カードローンの利用で利息が発生する例は以下の通りです。

金利18.0%で10万円借りた場合の利息の例

毎月返済額 3,000円
返済回数 47回(3年11か月)
利息合計 39,639円

上記の例では、10万円借りて約4万円の利息が発生します。

決して安くはない手数料がかかるので、気軽な利用を続けるのは避けましょう。

借り過ぎの他に注意したいポイントは以下の4点です。

  • 学生ローンやろうきんでローンを探す
  • 審査は20歳以上より厳しく、収入証明書は提出必須
  • SNSの勧誘は闇金だと認識する

消費者金融や銀行で、20歳未満でも申し込めるカードローンはほとんどありません。

19歳以下なら、ろうきん(労働金庫)や学生ローンで探すと見つかりやすいです。

ただし、どこに申し込んでも20歳以上よりも審査は厳しくなる傾向。

だからといって、甘い言葉で近づいてくる闇金には頼ってはいけません。

学生ローンやろうきんなら利用できるカードローンを見つけやすい

学生ローンやろうきんでは、年齢制限18歳以上とするカードローンが意外と簡単に見つかりやすいです。

学生ローンは、中小規模の消費者金融が運営する学生専用のローン。

学生で、アルバイトによる定期収入がある人のみ申し込めます。

18歳から申し込めて、居住地を問わない業者は以下の2社です。

貸金業者なので、総量規制により最大でも年収の3分の1までしか借りられません。

バイト収入年収60万円なら、借入限度額は最大20万円です。

収入が少なく安定しにくい学生には、多額の貸し付けを行っていません。

学生でまとまったお金が必要なら、バイトを増やすか奨学金に頼りましょう。

ろうきんは中卒・高卒で働いている人向け

ろうきんのカードローン「マイプラン」は、地域によって18歳から申し込めます。

ろうきん「マイプラン」で18歳から申し込める地域

  • 北海道ろうきん
  • 東北ろうきん
  • 中国ろうきん
  • 九州ろうきん

年齢条件以外に、以下の申込条件がつくケースも多いです。

  • 勤続年数1年以上
  • 年収150万円以上

高卒で就職してから1年以上経っているなら、18〜19歳でも申込対象です。

カードローンの他にも、18歳から利用できるローンサービスが用意されているケースもあります。

ローンサービスの例

就職内定者ローン 就職先に内定済みの人が利用できる
取扱金融機関の営業エリアに居住、または就職する人が対象
マイカーローン 新車、中古車の購入費用に利用できる
申込先によっては、免許取得費用やカー用品にも利用できる

上記のローンは新卒者が利用するため、勤続年数の条件がない場合もあります。

20歳未満の人は、利用目的が決まっているならカードローン以外も借入方法も探してみましょう。

用途が決まっているなら、信用金庫や地方銀行の目的別ローンから探してください。

学生は、学び関連なら学校の奨学金や独自の貸付制度を利用できる可能性があります。

希望額によらず収入証明書の提出が必須

18歳~19歳は、どれだけ少額を希望しても収入証明書類の提出が必要です。

20歳未満はパートやバイトで働いている人も多く、収入が安定しにくいため、厳しく書類をチェックしています。

若年者への貸付けの契約を締結しようとする場合は、貸付額にかかわらず、収入の状況を示す書類の提出又は提供を受けてこれを確認するものとする。
引用元:日本貸金業協会

収入証明書とは、勤務先や公的機関が発行した収入を確認できる書類のこと。

勤続1年以上なら、以下の書類が用意できます。

書類の種類 もらえる場所と時期
源泉徴収票 12月~1月頃、会社で給与明細とともにもらう
住民税決定通知書 6月頃、会社でもらうか自宅宛に市役所から郵送される

勤続1年未満で源泉徴収票がなければ、直近の給与明細書を提出しましょう。

できれば2か月分用意し、ボーナスの支給があった人は賞与明細書も一緒に提出します。

個人事業主やフリーランスとして働いている人は、収入を証明するために確定申告書が必要です。

収入証明書がないと審査に進めない可能性もあるため、必ず提出する準備を整えてから申し込みましょう。

20歳以上と比べるとカードローンの審査は厳しい傾向

20歳未満は、申込条件をクリアしていても審査が厳しく行われる傾向です。

年収が十分あっても、クレジットカードやカードローンの利用経験と履歴が少なめ。

信用情報機関に登録されている情報もほぼないため、本当に返済できるか判断しにくいからです。

日本貸金業協会の若年者向け規制でも、審査について「丁寧に」「慎重に」といった言葉が頻繁に出てきます。

20歳未満がカードローンを利用するとき、具体的な規制は以下の通りです。

18歳・19歳に対する主な規制の内容

  • 借入額に関わらず収入を証明する書類の提出が必要
  • 借入金の用途の確認、聞き取りを行い慎重に審査する

参照元:日本貸金業協会

20歳以上の人がカードローンに申し込むとき、一般的に借入金の用途は確認されません。

希望額が50万円以下なら、収入を証明する書類も原則不要です。

18歳や19歳は審査に時間がかかるだけでなく、過剰貸付を防止するため融資額が低く抑えられる傾向。

カードローンに申し込むときは、申込時の情報を正しく記入し、書類を事前に用意しておきましょう。

18歳で収入があっても高校生は申し込めない

年齢制限が18歳以上でも、高校生が申し込めるカードローンはありません。

カードローンはもちろん、18歳以上が使えるクレジットカードでも高校生は利用できません。

高校生でお金が必要なら、以下の方法でお金を工面しましょう。

  • 日払いのスキマバイトや短期バイトでお金を稼ぐ
  • 学業関連なら奨学金を利用する

早くお金が必要なら、スキマバイトや短期バイトは時給が高い傾向です。

予定が空いているときに、稼ぎたい分だけ稼げます。

学業関連で大きな出費を予定しているなら、奨学金に申し込みましょう。

最も一般的な奨学金はJASSO(日本学生支援機構)で、春に学校から案内があります。

SNSで簡単にお金を貸すと言ってくる人は信用しない

SNSで個人間融資を持ちかけてくるアカウントは、違法業者の可能性が高いので利用しないでください。

20歳未満ではお金を借りにくく、年齢制限なくSNSで簡単に貸してくれる人を頼りたくなるかもしれません。

しかし、個人間融資を利用すると大きなトラブルに巻き込まれる可能性があります。

違法業者からお金を借りると考えられるトラブルは以下の通りです。

  • 法外な金利を請求される
  • 個人情報を売られる
  • 口座が詐欺に利用される

お金欲しさに個人情報を教えてしまうと、今後の生活に大きな影響を与えてくる可能性もあります。

  • 「審査なしですぐに貸せる」「いくらでも貸せる」と言う
  • 年齢制限なしで何歳でも借りられる
  • SNSのダイレクトメールで営業をかけてくる

上記に当てはまるアカウントは、若年層を狙った違法業者の特徴です。

借りたら、返済させてもらえずどんどん利息が膨らむ恐れもあります。

向こうからお金を貸すと言って近づいてくる人は、信用してはいけません。

自分からは連絡をとらず、お金を借りたいなら正規の貸金業者や金融機関に申し込みましょう。